「自治体サービス」とは?
こんなことを書いている暇はないのだけど、ちょうどテレビをつけたら、地元のことが題材になっていたので。
見ていて思ったのは、なんか茶番だなぁと。行政改革推進課と、事業の存続を求める側の議論が、「議論が平行線を」と言っていた。「議論が平行線」というのも理由があるだろう。いわゆるプレゼン能力が低いんじゃないかな?という意見。
長年、市役所で働いてた人が、「これは必要だ」ということで、「元気の館」というプロジェクトを掲げていたけど、行政改革推進課側は「採算性は?」。言っちゃ悪いけど、市の事業はビジネスプランコンテストじゃない。どれだけの書類を提出しているのかわからないけど、そんな基本的なところで躓いていたら、そもそもおかしいと思わないのだろうか。
プレゼン能力がないから、その事業の必要性と採算性だけでなく、将来の高齢社会展望、今後の事業の発展、その波及効果など、もっともっと訴えるべきことがあるのに、その事業の必要性だけを言っても税金を使ってやる理由がないだろう。
法律の解釈しかしてこなかった公務員が、いざ事業の提案をしようとしても無理があるのかもしれない。局長レベルについても、国家公務員の出向だか何かわからないけど、「良い事やってるんだぜ」が先行しちゃってて、聞く耳持たずで、なんだか頭でっかちな感じがする。今必要なのは知識ではなくて、市長の経営能力プラス市職員のプレゼン能力じゃないだろうか。
こんな状況では、「公募で選ばれた市民の意見も参考」にするとしても、参考になる意見も得られないだろうし、理解は得られないだろう。プレゼン能力がないから、理解される形で市民の前に出てないんだもの。市民が無能だとは思わない。でも、同じ立場で仕事をしているわけではないんだから、その事業を YES か NO で評価しようとしても無理だと思うのだ。税金を無駄遣いするくらいなら NO になると思う。
NHKスペシャル|存続か廃止か
~岡山市・住民サービスをめぐる攻防~
岡山市が進めている市の全事業の見直し作業に密着する。バブル崩壊以降、負債が膨らみ続けてきた同市では財政破たんを回避する方策として、2100に及ぶ市の事業の総点検を始めた。公募で選ばれた市民の意見を参考にしながら公共事業、教育、福祉など一切の”聖域”を設けず抜本的見直しを行うという。初年度は、全事業の3割について廃止や民営化を含めた見直しを完了させるのが目標。プロジェクトを進める行政改革推進課と、事業の存続を主張する担当部局との間で繰り広げられる攻防を取材し、自治体が住民に提供するべきサービスの在り方を検証する。
3 Comments
どーもご無沙汰です。
2週続けてやってましたねNHKで。
本来は、いわゆるお役所の仕事のお客様は市民に対して行われるサービスのはず。
にも拘らず、表向きは地域住民の人の為にとか言っているが、実際は国レベル・地方を問わずに、それぞれの部署などの利権争いが先んじていて、どこに行くのか見当もつかないなんとも「迷走」状態ですね(^^:;
やはり、問題の構造というかどこかで縦割り行政というものがあって、そのしがらみに行政執行者が進んでやっているみたいなところが問題でしょうね。
事業の見直しはすべきだとは思いますが、自分たちの部局の利益や面子を気にしてサービス対象の住民をないがしろにしている部分が否めません。
もちろん、執行者にとって全ての住民の意見にあった行政を行うことが不可能に近いことも十分に理解できますが・・・トレード・オフの関係の中で、どれだけ的確な政治判断ができるのか。期待をしつつも不安なところですね。。。
色々な見方はありますが、変わり行く時代の中で要請の多様化する中で難しさもありますが、原点回帰ではないけれども、公務員の方々には、もう少し市民の為に身を粉にして、自分たちがいるから成り立っているんだという認識は捨てていただいて、行政を任せていただいているんだという認識をもう少し持ってもらいたいものです。
すみません。
コメント投稿の際にうまく行かなかったので、3つもやってしまいました。(^^:;
コメントの投稿が、スパムチェックのブラックリストに設定しているサーバの停止で、時間がかかるようになってたみたいです。勝手に3つあった投稿を2つ削除しました。
少なくとも、今の岡山市長は、これ以上住民サービスで赤字を増やさないという基本的な考え方がありますから、今あるお金のかかるプロジェクトは基本的に消えていくでしょうね。
市民が選んだ市長ですから、住民サービスを提供している現場の地方公共団体の職員は少なくとも反対はできないでしょうし。それは、身を粉にして働こうが、行政である以上、法律に則ってしか仕事はできず、その法律に則って生み出したプロジェクトも採算性の前で消えていく中では、自分自身の目の前にある業務を、ただ淡々と「こなしていく」しかないのかもしれません。
(今までの業務分担が、職員削減で一人頭の業務が実際に増え、残業代も基本的には消化しきれない休暇で払われる中、なかなか報われた実感は無いでしょうし。)