高齢者と携帯電話
いわゆる「シニア向け」携帯電話には、ドコモのらくらくホンシリーズと、auの簡単ケータイシリーズ (CDMA 1X) があります。少なくとも、どちらのシリーズも、高齢者にウェブを使ってもらおうとしているとは思えません。もちろん、読み上げ機能やゆっくりモード、デカ文字など、視力や聴力が衰えてきても使いやすいように、といった高齢者への配慮は見受けられますが、少なくともウェブを積極的に使ってもらおうという意図はあまり見受けられません。
ここにきて、面白い記事が載っていました。
自治体の携帯サイトに高齢者が続々とアクセスする日
どうやら今のところ、高齢者は携帯電話ではサイトをあまり見ず、携帯向け自治体サイトに至ってはほとんど見ていない。
それでも、「携帯サイトと高齢者の相性は決して悪くない」というのは老テク研究会事務局長の近藤則子氏だ。高齢者は聴覚が衰えて電話の声がだんだん聞き取りづらくなる。このため大きな文字で読むことができるパソコンや携帯のWebサイトは重要な情報源になるのだという。しかも、携帯電話の方がパソコンよりも操作は簡単だ。
(中略)
日本の場合は、パソコンではなく高齢者が携帯電話を使ってインターネットを利活用できるように、政府(例えば「ユビキタスネット社会」を目指す総務省)が、もっと積極的に支援策を打ち出してもよいのではないだろうか。
残念ながら、あまり理解されがたい根拠に基づいているとは思う。しかし、高齢者が携帯電話を持っている可能性は、一昔前に比べたら、格段に向上した。(同時に、活用できてないユーザが多いのも事実ではあるが)これを有効に利用する手立てはないのだろうか。もっと本気で考えるべきなのかもしれない。