インターネットに接続していない PC もウィルス対策を – カスペルスキー
企業内では LAN 内の PC でデフォルトゲートウェイをはずしたり、セグメントを変えることで、インターネットに接続できないようにしたりすることがあると思います。これは、少なくともインターネットから隔離することで、少なからずセキュリティを高める効果があると思うのですが、こうすると逆にインターネットから定義ファイルを更新するウィルス対策ソフトの問題が発生します。USB が抜き差し自由になっていたり、その他のメディアも簡単に入れられることを考えると、ウィルス対策ソフトは必要になってくると思います。
こうした場合、いわゆる企業向けのウィルス対策製品を購入すると、LAN 内で、一台でもインターネットに接続されていれば、そこをプロキシ(サーバ)にして、他の PC の定義ファイルを更新できる、という機能を持ったものが多数存在します。参考: Trend Micro ビジネスセキュリティ
しかし、これらの製品を買わずとも、カスペルスキー製品(カスペルスキーインターネットセキュリティ・カスペルスキーアンチウィルス)では LAN 内で一台でも更新できていれば、それを共有フォルダに配布することで、LAN 内の定義ファイル(定義データベール)を共有・更新することができます。
簡単に方法を紹介しておきます。詳しくはカスペルスキー製品のサポートに問い合わせてください。
- カスペルスキーのメイン画面から、[設定] – [更新処理] – [更新処理の設定] の [設定] ボタンから開きます。
- 配布フォルダにチェックを入れて、配布ファイルを共有するフォルダを指定します。
例: \\192.168.0.101\shiten\kis\ - 「カスペルスキーのアップデートサーバ」のチェックボックスをオフにします。「追加」をクリックして、例: \\192.168.0.101\shiten\kis\ を指定します。このフォルダが、全てのクライアントから見られるよう、アクセス権限の設定は必須です。
もちろん、この機能だけでは、クライアントの定義データベールがきちんと更新できているかどうかは確認できません。一括で管理したいと思ったり、ライセンス管理も LAN 内で完結したいという場合は、先の企業向けの製品を購入するのがベストだと思います。(また、当然のことながら、カスペルスキーのアクティベーションはインターネットに接続して(一度のみ)行う必要があります。)