間違いだらけの携帯「論議」
● 間違いだらけのケータイ議論
続けて藤川氏は、「間違いだらけのケータイ議論」として、「学校へのケータイ持ち込み禁止が重要」「家庭がもっとしっかり、しつけをすべき」「出会い系サイトが問題」「学校裏サイトが危ない」といった議論が、いずれも焦点がずれていると説明した。
ケータイ持ち込み禁止が重要という議論について藤川氏は、「問題は主に学校外で起こっており、持ち物検査が十分にできない状況では徹底が不可能」と反論。ケータイの禁止を掲げる一部の自治体に対しては、表現の自由や通信の自由の制約は最終手段であるとした上で、子どもが賢くケータイを使いこなせるようにサポートすることが本来の役割だとした。
家庭でのしつけを強化すべきという点に関しては、「世間」という共通の価値観が存在しなくなった現状では、親によるしつけが難しくなったと指摘。かつては、「そんなことしたら世間に恥ずかしい」という「世間」を味方にしたしつけが可能だったとしたが、大人の価値観が多様化した中では、「親ががんばれ」と言っても難しいと現状を分析した。
出会い系サイトが問題という議論については、プロフをはじめとする出会い系以外のサイトが出会いの場になっていると指摘。学校裏サイトが危険という議論も同様に、過去1年間で事件に進展しているのは、プロフがらみの事例であるとした。「プロフサイトは人気の高まりに反して、対策がかなり遅れている」。
事実確認としては重要だと思う。先生がおっしゃってることはどれも正論だ。
学校への持ち込み禁止なんて表面的対応が何も解決しないことは明らかだし、必死にそんなことをいってる連中が滑稽にも思える。結局は現場の人間が責任逃れするためだけのものでしょう。
だが。 フェールセーフにしても、未成年契約禁止、利用者登録義務化、フィルタリング義務化、これらが進んでも、根本的解決には程遠くないか。
もちろん。自分だって、解決策を示せるわけではないけど。