asahi.com:小6・中3 サイト侵入で補導-マイタウン徳島
ゲームサイト不正侵入、小6女児が他人のふり : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
小6女児が他人に“なしすまし”てゲームサイトに不正侵入 | ニュース | インターネット・セキュリティ・ナレッジ
まぁ、不正「アクセス」=不正「侵入」という新聞社お得意の日本語変換になっているんだろうけど、なんか実質的にやってることを考えると「侵入」なのかなぁという。安直過ぎると思うんだよなぁ。
実際の世界というのは鍵を盗んで鍵を開けることが侵入ではなく、開けて入ることが「侵入」なんだよね。ただ不正アクセスの概念は id/pass を入力すること自体を示していると思うんだけど。(実際の法的解釈はわかりませんが)
高木浩光@自宅の日記 – 警察庁は子供にハッキングを唆すのを止めるべき(パスワードを玩具にするな)
これが、現実ではなくて虚構のお話なんだとネタばらしするのはよいが、図8のように、「本当は……ゲームみたいに取り戻すことはできない」と言っているだけで、自分のパスワードじゃないものを、パスワードとして使ってはいけないということについて、何も言っていない。
これは笑い事ではない。こうやって普段からゲーム感覚でパスワードを扱っているから、子供たちに、ゲーム内の世界と、ゲームと現実との境界線(つまりパスワード)を混同させてしまっているのではないのか。
このコンテンツがじつは全く使われていないというのなら、まあいいだろうけども、調べてみると、国立教育政策研究所の「教育情報ナショナルセンター」が、小学校向けの教育コンテンツとして、このキッズ・パトロールを推奨している。
* NICERトップ/小学校/コンピュータ/情報・モラル, 教育情報ナショナルセンター
こういう不適切なコンテンツは、修正するか、削除するべきである。
子供の前で食べ物を玩具にしてはいけないというのと同様に、パスワードを玩具にしてはいけない。
「子供の前で食べ物を玩具にしてはいけないというのと同様」なのかどうかすごく疑問なのですが、子どもに対する善悪判断の教育は難しいですね。教育っていうのは、何でも簡潔に噛み砕いて、体系だてて説明する必要があるのだけど、その前提となる部分が複雑すぎてうまくいってない事例ですね。少なくともセキュリティの専門家がこうした資料を作るのではなく、セキュリティ教育の専門家が作らなければならないと思います。